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かに鍋の種類、呼び方の違いは?
この記事の目次
かにを使った鍋料理、いろんな名前がありますが全部同じ味付け、食べ方なんだろうか?別物?と疑問に思いませんか?
一般的に、かにすき・かにちり・かにしゃぶを総称して「かに鍋」と呼んでいるようですが、個人や地方によって呼び方が変わることもあります。
かに鍋の主な種類
かに鍋には主に3つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
1. かにすき
- 特徴:濃い目の味付け
- だし:昆布や醤油ベース
- 食べ方:鍋のだしと一緒にそのまま食べる
2. かにちり
- 特徴:薄味
- だし:あっさりとした味付け
- 食べ方:ポン酢などのタレをつけて食べる
3. かにしゃぶ
- 特徴:最もシンプル
- だし:昆布だけを入れた湯に近いもの
- 食べ方:そのまま、またはポン酢などをつけて食べる
それぞれの呼び名の由来と調理法について
「かにすき」の「すき」とは?どんな調理法?
かにすきの他に「すき」と呼ばれる料理には「すき焼き」が有名です。
もともと江戸時代に農夫たちが農機具の「鋤(すき)」を鉄板代わりにして鶏肉、魚、豆腐などを焼いたり煮たりしながら食べていた事から「すき焼き」と呼ばれるようになったという説があります。
かにすきの他に代表的なものには「牛すき」「鶏すき」「豚すき」があります。
これらの料理は基本的に野菜や豆腐と一緒に調理され、醤油をベースにした味付けが特徴です。
通常のすき焼きでは、「割下(わりした)」と呼ばれる濃い目の味付けを使って肉を煮て食べるのが一般的ですが、かにすきの場合は少し異なります。カニを煮る際には、割下ではなくやや濃い目のだし汁を使用します。このように、かにをだし汁で煮て楽しむスタイルが「かにすき」と呼ばれています。
かにすきは味付けが濃い目のだし汁で煮てたべる(いわゆる醤油味の寄せ鍋というイメージ)
かにすきのだし汁のレシピの例
- だし汁…1800~2000ml
- 酒…100ml
- みりん…大さじ5
- 薄口醤油…大さじ2
- 塩…小さじ1と1/2
※すべての材料を鍋にいれて、お好みの野菜や豆腐を煮て、仕上げにカニを入れてさっと火を通していただきます
「かにちり」の「ちり」とは?どんな調理法?
かにの他にも「ちり」と呼ばれる料理には「ふぐちり」「たいちり」が有名です。
「ちり鍋」は鯛、ふぐ、鱧(はも)、タラ、牡蠣、カニなどの魚介類と野菜の鍋料理のことです。お湯につけると身がちりちりと縮む様子から「ちり」とついたという説があります。
昆布でとっただし汁(またはごく薄い味付けをしただし汁)に火を通し、薬味と酢醤油(ポン酢など)で食べます。
かにちりは薄いだし汁で煮て、ポン酢などで食べる(レシピは次の「かにしゃぶ」参照)
「かにしゃぶ」の「しゃぶ」とは?どんな調理法?
本来は生で食べられるくらい鮮度の良い牛肉を、煮えただし汁に数回くぐらせて火を通したものをタレにつけて食べるのが「しゃぶしゃぶ」。
牛肉の他に豚肉、鶏肉、ふぐ、鯛・タコ・カニなどの魚介類をつかったものも有名です。
昆布でとっただし汁(またはごく薄い味付けをしただし汁)に火を通し、薬味と酢醤油(ポン酢など)で食べるので「かにちり」と同じ調理法といえます。
「かにしゃぶ」の場合、タレは酢醤油が基本ですが、「牛しゃぶ」「豚しゃぶ」だとゴマダレや辛いタレなどつけダレにバリエーションがあります。
かにしゃぶは煮えただし汁にカニを数回くぐらせて火を通し、ポン酢などで食べる
かにちり・かにしゃぶのだし汁レシピ例
かにちり、かにしゃぶのだし汁は基本的には味付け不要です。鍋に水と昆布(10cm角)を2枚入れてゆっくり加熱し、沸騰直前で昆布を取り出します。
はじめに何も具がない状態でカニだけお湯にくぐらせて火をさっと通していただきます。味付けはそのまま、またはポン酢などお好みでタレにつけて食べます。その後、野菜や豆腐を鍋に入れて煮て食べます。
蟹鍋には「カニハサミ」「カニスプーン」が必須!
通販や量販店で冷凍品で販売されている蟹のむき身はそのまま鍋に入れてOKですが、姿蟹を買った場合は捌かれていませんので、そのままでは鍋料理には使えません。
包丁でもさばけますが、それなりの包丁が必要となりますし、コツもいります。
そこでおすすめは「かにさばき専用ハサミ」です。安いものもありますが、きちんとした刃物メーカーのものが使いやすく丈夫で洗いやすいです。
貝印のかにはさみ「さばき名人」は、殻を切るのも身を出すのもやりやすいです!分解して食洗機であらえますので衛生面でも安心です。
脚の部分を半分剥いた状態にしたいなら、かに用のピーラーを買うと便利ですよ!野菜の皮むきピーラーと違い、刃が波刃になっているので剥きやすく、タラバガニもOKです!
食べるときはカニスプーンがあると便利!家族の人数分、まとめ買いして用意しておくとよいですね。
かに鍋にぴったりのカニを通販で買うならコレ!
いずれも姿蟹をさばいて鍋に使えば良いですが、慣れていなかったり姿蟹が簡単に手にはいらない地域に住んでいたら通販で専用の蟹を買うと便利です。
通販のカニは姿蟹からカット・むき身まで様々な種類がありますが、それぞれの鍋にピッタリのかにを選んでみました。
かにすきなら「かに鍋セット」がオススメ
かに鍋セットとは、殻の部分が少し残っていたり肩肉が入っていて“かにのだしが堪能できる”もので、食べやすい“脚のむき身”がセットになった商品です。
カニ鍋1回分がパックになっている商品が多いため、年末年始に何回かカニ鍋ができるよう複数買いするのがコツです。
送料が無料になりますし、注文数が増えるほど1パックあたりの金額もオトクになりますよ!
オトクなのは「かに本舗」のむき身満足セット3kg入り
かに本舗のむき身満足セットは、1kgセットは別途送料がかかってしまうので単品で買うにはあまりお得ではありません。
かに本舗は8000円以上で送料無料となるため、2kg以上買えばコスパが良くなります。たくさん買っても、1回分(1kg)ずつ小分けパックされていますのでその都度解凍して便利につかえます!
オトクなのは1パック分が無料になる3kg入りのセットです。通常1kg9,900円×3だと29,700円になりますが、こちらは19,800円となります。
かにすき・かにしゃぶなら「むき身のみのセット」がオススメ
かにすき、かにしゃぶをする場合は「肩肉」などの部分よりも「脚のむき身」が沢山入っていることが重要です。
金額は高くなりますが、かにすき・かにしゃぶをするなら「ポーション(むき身のみ)」「ハーフポーション(半むき身)」のセットがおすすめです。
なお、むき身の価格は「サイズ」と「量」で決まります。どれも一緒に見えますが、入り本数で比較するとサイズ感がつかめます。
むき身のみのオススメ商品【ズワイガニしゃぶポーション3kg】
完全にむき身のみの商品だと、大容量3kgのむき身を販売している「北国からの贈り物」がオススメ。
ハーフポーションで3kgは見かけますが、完全にむき身の商品で3kg入っている店舗はほとんどありません。
500g入りが6袋で梱包されていますので、少人数の家庭が今シーズンのカニをまとめて注文するのにもぴったりですし、年末年始の来客や親戚との食事にも満足できる内容です!
ハーフポーション(半むき身)のオススメ
殻が半分ついているハーフポーションなら、鍋に入れてもバター焼きしても身崩れせず、美味しい出汁も殻から出ます♪
ハーフポーションでコスパがよく味の口コミも良いのは「ますよね」です。
ますよね楽天店では、6000円オフクーポンを使って送料込み10,800円(+送料)になる、好きなカニを選べるセットがオススメ!
この4種類↓のうちの1種類を選べます。※価格は同じなので、殻が少ないものほど容量が少なくなりますね。
しゃぶしゃぶには【3】の完全にむき身になったものが良いですが、出汁もほしい・本数がほしい、というのであれば【1】カット済生本ずわい蟹1.8kgがおすすめです。※1と2の違いは脚のサイズです。
殻ごと入れて見た目も派手に、出汁もしっかりとりたいなら「姿」で
むき身は便利だけど、ちょっと割高だし、大人の集まりだから見た目もガッツリ「蟹!!!」という鍋にしたい…というなら、「蟹姿(まるごと)」や「肩肉(甲羅がついていない)」がおすすめ。
- 味わいたい蟹や、鍋パーティの雰囲気によってどの蟹にするか決めましょう。
- 派手にいきたい、巨大な蟹を楽しみたい…「たらば蟹姿」「たらば蟹肩肉」
- 蟹のうまみを味わいたい、味噌も楽しみたい…「ズワイガニ姿」
- リーズナブルにかにの甘みを楽しみたい…「紅ズワイガニ」
- お刺身で食べたい…「生ズワイガニ」
おまけ カニの殻ゴミはすごく匂います!
美味しくいただいたあとに残るのはカニの殻!これがものすごく匂いが出ます。
我が家はマンションのためいつでもゴミが出せるので良いのですが、そうではないご家庭なら、殻ゴミはザルなどでよく水を切り、新聞紙でくるんだあとビニール袋で2重に包むと多少マシです。
↓↓こういった防臭袋は高価ですが、ふつうの袋と違って本当に匂いが出にくいですので(といっても何日も置いておけば匂いは出ます)すぐゴミを捨てられないご家庭はひとつあっても良いかもしれません。
まとめ
かに鍋の名称や調理方法、おすすめの蟹の部位を紹介しました。
蟹を通販で買う場合は、おすすめの通販業者と取り扱いの蟹、価格の一覧はこちらのページにまとめましたのでぜひご覧ください。